「六甲のおいしい水」はハウス食品からアサヒ飲料へと発売元が変わって、名称も「おいしい水 六甲」となっているようです。
しかしボトルのパッケージのイメージは変わらず。
神戸・六甲の天然水を加熱せずにボトリング。
日本で最初に浸透した国産の天然水です。
日本の天然水
日本の天然水は殺菌処理が基本であり、厳密な意味ではヨーロッパ基準の「ナチュラルミネラルウォーター」とは別のものです。
「六甲のおいしい水」が発売されたのが1983年。
これが人気になって、国産の天然水がたくさん販売されるようになりました。
に
また、輸入ミネラルウォーターも増えて、「エビアン」「ヴィッテル」などが日本市場に参入しました。
現在、日本のミネラルウォーター消費量は、国民一人あたり24リットル(2011年調べ)となり、イギリスを超えているそうです。
1位はイタリアで173リットル、以下スペイン、ベルギーフランス、ドイツ、となってアメリカが90リットルとニーズを伸ばしているようです。
アメリカのニーズは主にウォーターサーバーにあって、日本もウォーターサーバーの需要が伸びるのではないかと予想されています。
それはミネラルを摂取したい、という側面以上に安全な水を確保したい、という要望が大きいからだと思われます。
また、日本の水源の環境保護がヨーロッパほど徹底されていないので、近くにゴルフ場ができても、産業廃棄物の処理場ができても、どうすることもできません。
これでは殺菌処理をせざるを得ないでしょう。
主な日本の天然水
各自治体で販売されているものもあって、現在では200ブランド以上ある、とも言われています。
主なものとしては、
サントリー「天然水」
キリン「アルカリイオンの水」
「六甲のおいしい水」
「いろはす」
「阿蘇のメイスイ」
「富士のバナジウム天然水」
「森の水だより」
などがありますが。
まだまだ地域限定のものなど多種多様です。
日本の水はほとんどが「軟水」ですから飲みやすく、癖がありません。
料理やコーヒー・紅茶にも合いますし赤ちゃんにも安心です。