ミネラルウォーター

サンペレグリノの特徴 (イタリア・硬水・発泡水)

投稿日:2017-10-29 更新日:

サンペレグリノは今やイタリアを代表する炭酸ミネラルウォーターです。

イタリア料理店でも見かけるようになってきました。

 

 

概要

 

 

サンペレグリノの水源はミラノの北東、ベルガモに近いアルプスの麓にあります。

 

地下400メートルという深いところにある地層で、雪や雨が長時間濾過されて、ミネラルが多い硬水ができたのです。

 

カルシウム 179
マグネシウム 57

硬度 655

そのままではクセが強すぎて飲みにくいので、炭酸ガスを添加して飲みやすくしています。

 

炭酸水としたことで、飲みやすく、有名な炭酸水ペリエよりも硬度が2倍ほどあって(ミネラルがたくさん含まれている)ミネラルを求める人にはここが魅力です。

 

ただし、「美味しい」かどうかは意見の分かれるところでしょう。

 

効能

 

 

13世紀頃から、この水が肝臓病や腎臓病に効くと言われていたそうです。

 

あのレオナルド・ダ・ビンチが、この水の効能に驚いた、という逸話もあるそうですが、真偽のほどは分っていません。

 

サンペレグリノの町は、昔は観光地として、鉱泉を使った医療施設や豪華ホテルがあったようです。

が、今では、家族連れで賑わう町になっているとか。

 

サンペレグリノは炭酸ミネラルウォーターですが、炭酸なしの源泉そのままの水も「フォンテリンピア」という名前で販売されているそうです。







-ミネラルウォーター
-

執筆者:

関連記事

「硬水」をおいしく飲むには『炭酸』ミネラルウォーターを!!

最近「ただの炭酸水」とかをスーパーで見かけますね。 これは全くその言葉通りの炭酸を加えた水です。 が、炭酸ミネラルウォーターは天然の発泡性ミネラルウォーターなのです。 特に硬度の高い炭酸ミネラルウォー …

「ミネラルを飲む」のが海外ミネラルウォーター

日本の水は「軟水」で硬度が100以下です。 これは1リットルあたりに含まれるミネラルの量を「mg」単位で表した数字です。   海外のミネラルウォーターは硬水が多く、つまりミネラルが多く含まれ …

六甲のおいしい水 特徴と歴史(日本・軟水)

  「六甲のおいしい水」はハウス食品からアサヒ飲料へと発売元が変わって、名称も「おいしい水 六甲」となっているようです。   しかしボトルのパッケージのイメージは変わらず。 神戸・ …

クリスタルガイザーの特徴(アメリカ・軟水)

クリスタルガイザーは硬度38という「軟水」です。   日本人には飲みやすく、最近よく購入されていて人気の高いミネラルウォーターです。 また、安価で手にはいる水でもあります。   概 …

「輸入ミネラルウォーター」のピンチ?コロナ禍で。

  コロナ禍の影響で輸入が減っていることに加え、国産ミネラルウォーターの少容量ペットボトル製品の販売が解禁されたことを機に国産の消費量が増加していること、の二つの理由で、まずキリンビバレッジ …