クリスタルガイザーは硬度38という「軟水」です。
日本人には飲みやすく、最近よく購入されていて人気の高いミネラルウォーターです。
また、安価で手にはいる水でもあります。
概要
「クリスタルガイザー」には水源によって2種類のものがあります。
シャスタ水源のものは硬度38
オランチャ水源のものは硬度60です。
正規輸入品はシャスタ水源のもの。
ボトルのキャップが青で大塚食品が輸入しています。
「並行輸入品」がオランチャ水源もので、正規輸入品よりもやや安いです。
キャップは白。
硬度が違いますが、ということは成分も多少の違いがあります。
シャスタ水源(1リットルあたり)
Ca・・・6.4mg
Mg・・・5.4mg
Na・・・11.3mg
K・・・・1.8mg
オランチャ水源(1リットルあたり)
Ca・・・22.4mg
Mg・・・2.7mg
Na・・・19.1mg
K・・・・2.6mg
いずれも「軟水」ですから、癖がなく飲みやすいといえます。
ただし、
これまでに紹介したフランスのミネラルウォーターが「無殺菌」であったのに対し、クリスタルガイザーは加熱処理はしていないものの『濾過処理』をすることで殺菌しています。
日本の水は殺菌処理が当然のようになっていますが、本来のミネラルウォーターは非殺菌の「生」の水です。
いわゆるヨーロッパのミネラルウォーターとは違います、
そういう意味でもとても日本的であり、親しみやすい水といえるのでしょう。
特徴としてはボトルがつぶしやすい。
つまり安っぽい。その分、安価。
さらにヨーロッパ的な意味の「ミネラルウォーター」ではない。
環境を守ることに費用をかけて天然の水、殺菌処理しない水だけを「ナチュラルミネラルウォーター」としているヨーロッパ基準とは異なっている。
以上の点から、クリスタルガイザーは極めて日本的な水といえますし、効能をあげるほどの特色はない、と言えます。
日本人の味覚に合う水、ということですね。