ミネラルウォーター

ペリエの特徴と歴史(フランス・硬水)

投稿日:2017-10-22 更新日:

 

「ペリエ」といえば、世界一有名な「発泡天然水」です。

西ヨーロッパでは「ペリエ」を置いていないレストランはない、といわれるほどポピュラーです。

 

日本のレストランにも置かれていますね。

 

概要

 

 

「発泡天然水」というのは、源泉の地下水の状態ですでに天然の炭酸ガスを含んでいるもののことです。

 

最近、あとからガスを添加した「発泡水」が目立ちます。

 

が、ペリエの炭酸ガスは自然に地下水に溶け込んだものなのです。

 

 

ですから、人工のソーダ水よりもガス圧が低くて、泡立ちがきめ細かく、ソフトで喉ごしが良いのです。

発泡時間が長く、開栓後すぐに気が抜けることはありません。

 

南フランスにあるペリエの源泉では、地下で3種類の水が自然に混じり合っているそうです。

ひとつは、砂礫の地層で濾過された水。

ひとつは、石灰岩の地層を通ってきた水。

そして、地下深くの断層から湧く天然の炭酸ガスとミネラルを大量に含んだ鉱泉水。

 

この3つが混じり合って多くのミネラルを含む発泡水となっています。

 

効能

 

 

ペリエは「水のシャンパン」と言われるように、飲んで美味しい水です。

炭酸が胃を刺激して食欲を増進してくれますから、食前酒の代わりとなることも多いです。

もちろん食後に飲んでも、さっぱりと美味しいです。

 

ハイボールやスカッシュを作るときにも使えますし、用途が多い水です。

ノンカロリーですから、どんなに飲んでも余分な糖質を摂ることはありません。

 

なんといっても硬度が415と高いので、重く感じられそうですが、カルシウムが155mgと多いのにマグネシウムが少ない(6.8mg)ために苦味がなく、飲みやすいのです。

 

硬水なのに飲みやすい

かつて、
ナポレオンが『フランスの誇り』と絶賛したとか。

 

確かに頷ける素敵な水です。

画像だけ紹介したいのですが。

楽天の画像です。すみません(汗!)







-ミネラルウォーター
-

執筆者:

関連記事

「輸入ミネラルウォーター」のピンチ?コロナ禍で。

  コロナ禍の影響で輸入が減っていることに加え、国産ミネラルウォーターの少容量ペットボトル製品の販売が解禁されたことを機に国産の消費量が増加していること、の二つの理由で、まずキリンビバレッジ …

クリスタルガイザーの特徴(アメリカ・軟水)

クリスタルガイザーは硬度38という「軟水」です。   日本人には飲みやすく、最近よく購入されていて人気の高いミネラルウォーターです。 また、安価で手にはいる水でもあります。   概 …

「硬水」をおいしく飲むには『炭酸』ミネラルウォーターを!!

最近「ただの炭酸水」とかをスーパーで見かけますね。 これは全くその言葉通りの炭酸を加えた水です。 が、炭酸ミネラルウォーターは天然の発泡性ミネラルウォーターなのです。 特に硬度の高い炭酸ミネラルウォー …

ボルヴィック 日本で人気(フランス・軟水)

ボルヴィックは硬度60。 「軟水」です。 なのでフランスよりも日本で人気があります。   事実、料理や炊飯に、コーヒー・紅茶に、と何にでも相性がいいです。   そのまま飲んでもいい …

「しばらく」どころか3年ぶりの更新って・・・。

コロナが「5類」になって、さてどうなんでしょう? 感染者が増えた地域もあるようですが、定点測定ができていない以上、はっきりしたエビデンスはありません。 友人は東京が増えていると言っています。看護師を東 …