日本の水は「軟水」で硬度が100以下です。
これは1リットルあたりに含まれるミネラルの量を「mg」単位で表した数字です。
海外のミネラルウォーターは硬水が多く、つまりミネラルが多く含まれていて、人々は「飲む」ことでミネラルを摂取しているのです。
ミネラルウォーターで健康になる
健康にいい水とはどんな水でしょうか?
もちろん有害な化学物質に汚染されていないことが第一の条件になります、
加えて、有益なミネラルがバランスよく含まれていることが大事です。
ヒトに有益なミネラルには、カルシウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウムなどがあります。
ミネラル不足は、疲労、無気力、集中力の低下を招き、コレステロール値、血糖値、中性脂肪値を高める原因となります。
カルシウムは骨粗鬆症の予防、イライラの解消、不眠症にも効果があるとされています。
ストレスの多い人、高齢者にも必要なミネラルです。
マグネシウムは体内の酵素の働きを促し、カルシウムの血管への沈着を防いで、腎臓や肝臓の結石を予防します。
ただし、マグネシウムが多い水には苦味があって、美味しい水ではないかもしれません。
カリウムはカルシウムと同時に摂取することで、血圧を下げる効果もあります。
ミネラルは水に溶けることで吸収されやすくなりますから、硬度の高いミネラルウォーターを毎日飲むのが健康に良いことと言えます。
たとえば「コントレックス」は硬度1500。
ミネラルウォーターの中でも「超」硬水です。
硬水は腸を刺激して便秘解消に効果がありますが、これによって美肌効果もあるとされています。
また、フランスでは「スリムウォーター」と呼ばれ「痩せる」水として若い女性に人気があります。
超硬水のコントレックスは、ダイエット時の空腹感を、その「重さ」で満たしてくれるのです。
つまり胃に充足感を与えてくれるのでダイエットが成功しやすくなるのです。
そもそも「水」ですから、いくら飲んでもノンカロリーです。
ミネラルウォーターは無殺菌の「生鮮品」
ミネラルウォーターは、厳しい条件をクリアした地下水であり、殺菌処理を禁じられた、まさに「生きた」水なのです。
それは日本人が味噌や納豆の「生きた菌」を知っているのと同様に、「生きた」水の効果が知られているということです。
日本の水は殺菌されていることが「飲料」の条件でしたが、ミネラルウォーターの登場で国のガイドラインが変更され、日本のミネラルウォーターの基準が海外に比べてかなり曖昧になっています。
ここが、海外のミネラルウォーターとの大きな違いです。
ここでは海外のミネラルウォーターについて、さらに個別に、その特徴をまとめてみようと思います。