いわゆる「栄養分」を摂取する方法といえば、まずは日々の食事です。
たとえば、昔ながらの「和食」
野菜をたくさん使った煮物、具沢山の味噌汁、ごはんに納豆、海苔、ごま、豆腐、etc。
でもこれではタンパク質が足らない、塩分が多すぎでは?ビタミン類は?ミネラルは足りてる?
⇑のように今、栄養分について多くの断片的な「知識」や「常識」が氾濫しています。
またそれぞれの栄養分に特化したサプリメントもたくさんあります。
食事では十分な量が摂れないものもあり、サプリメントで補いたいものもあります。
ここではベースになる「ビタミン」「ミネラル」「タンパク質」について考えてみます。
「ビタミン」の種類と働き。特にビタミンC、D、Eに注目!
ここでは「免疫力」がポイントです。
むかしから『ビタミンエース』といって、ビタミンA,C,Eがたとえば、がんの予防に効果があると言われてきました。
ビタミンCにはコラーゲンの生成、風邪や貧血を防ぐ、免疫力を高め、ストレス解消の効果的、と言った効用があります。
「美白」にも効果があると言われていますね。
ビタミンEはなんといっても抗酸化作用。細胞の老化を防ぐ働きがあります。
さらにビタミンD
これはカルシウムの吸収をたすける働きがあります。
日光に当たることでビタミンDは作られますが、日光にあまり当たらない人はビタミンDをぜひ摂取しましょう。
ビタミンDには、がん細胞の増殖を抑える働きがあることがわかってきています。その他の「免疫力」についても注目されています。
ビタミン類は、果物、野菜、ナッツ類、などに多く含まれていますね。
ビタミンDは、サケ、イワシ、サバ、サンマ、シイタケ、シメジ、キクラゲなどに豊富に含まれています。
ただし、ビタミン類はバランスよく摂取することが必要で、Cだけ、Eだけ、Dだけを重点的に摂ればよいというものでもないのです。
こういう場合、やはりサプリメントでの摂取が効率的でしょう。
特に「マルチビタミン」がおススメです。
私自身は長く、”Nature Made”のスーパーマルチビタミン&ミネラルを愛用しています。
この成分を見ると、ビタミンについては、ほぼほぼ1日の必要量をカバーしていることがわかります。
これ以外に普通に食事もしているわけですから、これで十分といえるでしょう。
ちなみにこの”Nature Made”のスーパーマルチビタミン&ミネラルは1日1錠が摂取の目安量で、サプリメントとしては優秀だと思っています。
ただし、ミネラルについては、カルシウム、マグネシウム共に不十分で、物足らなさを感じます。
ミネラルを無理なく摂取するにはどうするか?
を考えたときに、自然な「ミネラルウォーター」に行きついたわけです。
特に「カルシウム不足」が指摘される日本人
大事なミネラルは体内では生成されませんので、食事やサプリメントで摂取する必要があります。
ミネラルには2種類あって、ひとつは1日100mg以上の摂取が必要とされる『マクロミネラル』です。
もうひとつはごく微量な量で役割が果たせるもので『トレースミネラル』といいます。
『マクロミネラル』はカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムのことです。
日本人はカルシウム不足と昔から言われています。
カルシウムは、骨や歯を作り、神経や筋肉の動きをサポートしてくれますから、成長期の子どもや、高齢者は特に意識して摂りたいものです。
カルシウムは1日700mg、マグネシウムは250mg、ナトリウムは3500mg、カリウムは1800mgが一日の摂取量の目安となっています。
このうち、ミネラルウォーターに多く含まれるのはカルシウムとマグネシウムです。
そもそもミネラルウォーターの「硬度」を計算するときに使われるのが、カルシウムとマグネシウムの含有量なのです。
硬度100以下を軟水、100~300を中硬水、301以上を硬水と分類していて、国産のミネラルウォーターはほとんどが軟水です。
ですから、「ミネラル摂取」を目的にするなら硬水を飲むとよい、ということになります。
硬水の中ではやはり「コントレックス」がおススメですが、硬度1400以上ですから、独特の癖がある味で、私の夫などは一度飲んで以来「まずい」と拒否しています。
しかし、それでも、カルシウムの含有量は468mg/Lで、いわゆる1日の摂取量には足りません。
ただ、要はバランスですから、極端な不足とか、摂りすぎでなければ、そこまで意識しなくてもいいでしょう。
水(ミネラルウォーター)を摂る上で大事なのは『いつ摂るか』です。
水分をしっかり摂りましょう!とよく言われます。
一日に2リットルとか。
たくさんの水分を摂ればいい、というものではありません。
身体が必要としているタイミングで補給することが効率的な水分補給です。
朝起きた時、朝、昼、晩の食事時、通勤・通学で歩いた後(運動後ですね)さらに入浴の前後。これで6回ですね。
夏の暑い時や、空気が乾燥している冬は、あと一回くらいは補給したいですね。
一回にコップ一杯飲めば(200~250mlとして)、6回で1.2L.~5L
8回なら1.6L~2Lの水を摂取することになります。
もちろん『コントレックス』でなくても、好きな水を飲んでください。
水分を十分に補給するだけでも、便秘、不眠、乾燥肌、頭痛、ドライアイ、肥満などの改善に効果がみられます。
「タンパク質」について
タンパク質も基本的な栄養素です。
が、サプリメントで言えば、『必須アミノ酸』をしっかり摂りましょう、ということになります。
『必須アミノ酸』というのは体内で生成されないタンパク質のことで、食事やサプリメントで摂らないといけません。
肉、魚、チーズ、牛乳、大豆製品、芋類、レバー、アーモンド、カボチャ、などバランスよく食べるようにしましょう。
タンパク質は筋肉の素であり、不足すると体を支えることすらできなくなってしまいます。
充分なタンパク質の摂取が健康な身体を作り、筋肉が老化しない体を支えることを意識しましょう。