ミネラルのうち、一日に100mg以上必要とされているものが
Mg(マグネシウム)
Ca(カルシウム)
Na(ナトリウム)
K(カリウム)
です。
これをバランスよく摂ることが必要です。
ミネラルの摂取量とは?
ミネラルの「推奨」摂取量というのが2015年版の「日本人の食事摂取基準」に掲載されています。
これは性別・年齢によって分けられていますので、30~69歳についてだけ数字をあげてみましょう。
Ca 男 650~700mg(上限2500mg)
女 650mg (上限2500mg)
Mg 男 370~350mg 女 290mg
K 男 3000mg以上 女 2000mg以上
Na 男 8g未満 女 7g未満
数字は一日の摂取量です。(大体の目安です)
日本人はCaの摂取量が少ないとよく言われます。
そのためか、
ミネラル類をサプリメントで摂取する人が多いです。
水でミネラルを摂るのであれば、サプリの量を調節してあまり摂りすぎないように注意しましょう。
ミネラルウォーターの飲み方
よく一日に2リットルの水を飲むと良いと言われます。
ただ大量に飲んでも、余分な水は排出されますから、飲むタイミングを意識しましょう。
タイミングというのは「体が必要としているとき」です。
つまり、
朝起きたとき、
朝・昼・晩の食事時
通勤・通学で歩いたとき、
入浴後
の合計6回です。
これに、加えて運動したときや、暑いとき、乾燥しているときにも、水を補給します。
1回にコップ1杯200~250mlの水を飲むと、1日に1.5リットル前後の水を飲むことになります。
一度にたくさん飲むのではなく、何度かに分けて補給することが大事です。
体内の水の役割
体重の60%は水です。
この水には大きく3つの役割があります。
「溶媒」「運搬」「体温調節」です。
水はいろいろな物質を溶かしこんで身体に吸収しやすくします。
消化液の分泌、栄養素の吸収、排泄まで、すべて水が「溶媒」として介在しています。
栄養や酸素を運ぶのは血液です。
老廃物や二酸化炭素を運び出すのも血液です。
水分が足りないと、血液濃度が高くなって運搬機能が低下します。
体温調節には「発汗」作用が大切です。
これによって体温を一定に保っているのですから。
このように水は体内を循環して、生命を維持するための重要な役割を担っています。
健康を維持するために、できれば良い水を飲みましょう。