ミネラルウォーター

ミネラルの摂取量とミネラルウォーターの飲み方

投稿日:2017-10-19 更新日:

ミネラルのうち、一日に100mg以上必要とされているものが

Mg(マグネシウム)
Ca(カルシウム)
Na(ナトリウム)
K(カリウム)

です。

これをバランスよく摂ることが必要です。

 

 

ミネラルの摂取量とは?

 

 

ミネラルの「推奨」摂取量というのが2015年版の「日本人の食事摂取基準」に掲載されています。

 

これは性別・年齢によって分けられていますので、30~69歳についてだけ数字をあげてみましょう。

 

Ca 男 650~700mg(上限2500mg)
女 650mg           (上限2500mg)

Mg  男 370~350mg  女 290mg

K    男 3000mg以上 女 2000mg以上

Na 男 8g未満   女 7g未満

数字は一日の摂取量です。(大体の目安です)

 

日本人はCaの摂取量が少ないとよく言われます。

そのためか、

ミネラル類をサプリメントで摂取する人が多いです。

 

水でミネラルを摂るのであれば、サプリの量を調節してあまり摂りすぎないように注意しましょう。

 

 

ミネラルウォーターの飲み方

 

 

よく一日に2リットルの水を飲むと良いと言われます。

ただ大量に飲んでも、余分な水は排出されますから、飲むタイミングを意識しましょう。

 

タイミングというのは「体が必要としているとき」です。

 

つまり、

朝起きたとき、

朝・昼・晩の食事時

通勤・通学で歩いたとき、

入浴後

の合計6回です。

これに、加えて運動したときや、暑いとき、乾燥しているときにも、水を補給します。

 

1回にコップ1杯200~250mlの水を飲むと、1日に1.5リットル前後の水を飲むことになります。

 

一度にたくさん飲むのではなく、何度かに分けて補給することが大事です。

 

 

体内の水の役割

 

体重の60%は水です。

この水には大きく3つの役割があります。

「溶媒」「運搬」「体温調節」です。

水はいろいろな物質を溶かしこんで身体に吸収しやすくします。
消化液の分泌、栄養素の吸収、排泄まで、すべて水が「溶媒」として介在しています。

 

栄養や酸素を運ぶのは血液です。
老廃物や二酸化炭素を運び出すのも血液です。

 

水分が足りないと、血液濃度が高くなって運搬機能が低下します。

 

体温調節には「発汗」作用が大切です。
これによって体温を一定に保っているのですから。

 

このように水は体内を循環して、生命を維持するための重要な役割を担っています。

 

健康を維持するために、できれば良い水を飲みましょう。







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