ボルヴィックは硬度60。
「軟水」です。
なのでフランスよりも日本で人気があります。
事実、料理や炊飯に、コーヒー・紅茶に、と何にでも相性がいいです。
そのまま飲んでもいいのですが、ミネラル摂取の目的には向かない水です。
概要
ボルヴィックの源泉は国立公園の中にあります。
環境管理には厳しくて、半径5キロ以内は、「保護区」として、地上も地下も保護され、自然のままの姿を維持しています。
高原に降った雨が地層によって数年間をかけて濾過されて、地下80メートルの源泉に集まります。
水温は約8℃。まさに”ナチュラルウォーター”です。
これが汲み上げられでボトリングされるのですが、300ものチェック項目があって、徹底的に品質が保たれています。
これによって「生きている」水として出荷が可能になるのですね。
効能
ボルヴィックは軟水です。
硬度60。
Ca(カルシウム)11.5mg
Mg(マグネシウム)8mg
K(カリウム) 6.2mg
Na(ナトリウム) 11.6mg
数値を見ても、ミネラルを摂取するための水というよりも、軟水として多くの用途に使われる水であることがわかります。
殺菌されていませんから、そこが国産のミネラルウォーターとの違いです。
(最近は”殺菌されていない国内の水は増えてきました)
健康志向の高まりとともに『水』への意識が変わってきています。
ミネラルウォーターも、ミネラルウォーターだから、ということではなく、用途によって選ばれるようになっています。
このボルヴィックの用途は、軟水としての用途であり、もちろん飲んでもいいのですが、すでに述べたように、ミネラル摂取用ではないことは注意しておきましょう。