ミネラルウォーター

ボルヴィック 日本で人気(フランス・軟水)

投稿日:2017-10-19 更新日:

ボルヴィックは硬度60。

「軟水」です。

なのでフランスよりも日本で人気があります。

 

事実、料理や炊飯に、コーヒー・紅茶に、と何にでも相性がいいです。

 

そのまま飲んでもいいのですが、ミネラル摂取の目的には向かない水です。

 

 

概要

 

 

ボルヴィックの源泉は国立公園の中にあります。

 

環境管理には厳しくて、半径5キロ以内は、「保護区」として、地上も地下も保護され、自然のままの姿を維持しています。

 

 

高原に降った雨が地層によって数年間をかけて濾過されて、地下80メートルの源泉に集まります。

 

水温は約8℃。まさに”ナチュラルウォーター”です。

 

これが汲み上げられでボトリングされるのですが、300ものチェック項目があって、徹底的に品質が保たれています。

これによって「生きている」水として出荷が可能になるのですね。

 

 

効能

 

 

ボルヴィックは軟水です。

硬度60。

Ca(カルシウム)11.5mg

Mg(マグネシウム)8mg

K(カリウム) 6.2mg

Na(ナトリウム) 11.6mg

 

数値を見ても、ミネラルを摂取するための水というよりも、軟水として多くの用途に使われる水であることがわかります。

 

殺菌されていませんから、そこが国産のミネラルウォーターとの違いです。

 

(最近は”殺菌されていない国内の水は増えてきました)

 

健康志向の高まりとともに『水』への意識が変わってきています。

 

ミネラルウォーターも、ミネラルウォーターだから、ということではなく、用途によって選ばれるようになっています。

 

このボルヴィックの用途は、軟水としての用途であり、もちろん飲んでもいいのですが、すでに述べたように、ミネラル摂取用ではないことは注意しておきましょう。

 







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