水の歴史

『生命の誕生』は水から!!『青い星』地球!!

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地球は青かった!

初めて宇宙から地球を見たガガーリンの言葉です。

1961年ソ連の宇宙飛行士ガガーリンは世界初の有人宇宙飛行に成功。この時の言葉として有名になったのがこれです。

ただし。ガガーリンンの言葉としては、もうひとつ「ここに神は見当たらない」というものがあり、むしろ日本以外ではこの言葉の方が有名のようです。

ガガーリンは1968年、墜落事故で死亡。34歳でした。

ガガーリンについては当時のソ連の公文書が必ずしも真実を述べているとは言えず、定かではないことも多いようです。

 

が、なにはともあれ、

地球の生命はすべてこの青い海から誕生しています。

海から長い年月を経て陸にあがり、やがて哺乳類が誕生し、さらに年月を経てようやく人類が誕生します。

地球の歴史を1年であらわす「地球カレンダー」がこちらです。

地球カレンダー

これによると、地球の誕生は46億年前、これを1月1日とします。地球の陸と海が固まったのが41億年前、2月9日。

バクテリアが増え、光合成を始めるものも表れ、大気中の酸素が増えてくるのが21億年前。7月18日。

「超大陸」が現れては分裂し、地球の寒冷化と温暖化が繰り返される。

魚類出現。11月20日。

植物、節足動物、両生類が陸へ上がるのは約4億年前、11月30日。

氷河期が始まったりおさまったりするうちに恐竜時代のはじまり、12月13日。

12月26日、恐竜絶滅。

12月31日、ホモサピエンスが登場。

以下こうなります。

12月31日の詳細

午前10時40分  類人猿から分かれた最初の猿人、トゥーマイ猿人
が登場(700万年前)
午後3時39分 アルディピテクス属と呼ばれる猿人の一種、ラミダ
ス猿人が登場、直立二足歩行をする(440万年前)
午後7時15分 ガルヒ猿人登場、簡単な石器を使い始める
(250万年前)
午後7時26分 最初の原人ホモ・ハビリス登場、石器を使いこなす
(240万年前)
午後8時35分 新たな原人ホモ・エレクトス登場、火を使い始める
(180万年前)
午後8時40分  氷河時代に入り(175万年前)、これ以降は氷期と
間氷期が繰り返されていく
午後11時3分 ネアンデルタール人などの旧人登場(50万年前)
午後11時37分 ホモ・エレクトスの一部がアフリカで進化して現生人類
(新人=ホモ・サピエンス)が誕生(20万年前)
午後11時58分52秒 農耕牧畜が始まる(1万年前)
午後11時59分46秒 キリスト降誕
午後11時59分56秒 ルネッサンス
午後11時59分58秒 産業革命
午後11時59分59秒 20世紀が始まり終わる

⇑ 上記「地球カレンダー」から引用。

農耕が始まったのが12月31日の午後11時58分ですから、いわゆる人類の世界史なるものは、地球時間ではわずか2分にすぎません。

この時間の流れからすれば、人の一生など「まばたき」の間よりもさらに短いのですが、そうは言ってもやはり「ヒト」の生きる時間は当事者にとってはかけがえのないものであって、地球と比べられるものでもありません。

 

この地球が徐々に「温暖化」しつつあるわけですが、やはり人類にとっては長い時間をかけて変化してゆくのでしょう。

 

 

バクテリアが光合成を始めて、酸素が作られ、その後、生命体が陸へと上がっていきます。

全ては水中から始まりました。

ですから、我々は、「水」に憧れ、水中や海底に夢を巡らせるのかもしれませんね。

人魚姫や、水没した大陸の物語、海賊や沈没船、海戦、などにロマンを求めるのかもしれません。

 

「ヒト」は水が無ければ生きていけませんし、年齢とともに体内から水分が失われて、やがて死に至る、という経緯は、地球の生死にも絡み合い、この星に生きる生命体として当然の在り方と言えるのでしょう。

 

 

 







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